パーソナル・スペース
「パーソナル・スペース」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
パーソナル・スペースとは心理学用語のひとつで、各個人が無意識に定めている精神的な縄張りのことです。
縄張りといっても、自宅の敷地だとか、職場の机周りだとか、具体的な場所や範囲ではありません。
精神的に感じている自分の周囲であり、つまり他人との間に保っておきたい距離を意味しています。
このパーソナル・スペースは身体の周囲に楕円状に定められています。
広さは各個人によって様々で、この大きさからその人の性格等が判ります(性格からパーソナル・スペースの広さが推測できると言った方が正確ですが)
【性格】
・人付き合いが得意 → 狭い
・人付き合いが苦手 → 広い
【相手との関係】
・家族や友人、恋人など → 近い
・見ず知らずの他人 → 遠い
【一緒にいる人】
・恋人 → 広い
人付き合いが苦手な人ほど、他者と距離を取ろうとする傾向があるということから、性格によってパーソナル・スペースが異なるというのは判りやすいですね。
相手との関係というのは、その人にどれだけ心を許しているのかということです。
親しい人ならどれだけ近づいても不快にはなりませんが、赤の他人には警戒心が働きます。
一緒にいる人というのは状況です。
特に恋人といると、なるべく二人きりでいたいという気持ちが強まり、他者の干渉を嫌悪するほどまでになることもあります。
この、人や状況によって無意識のうちに定める周囲との距離が、パーソナル・スペースです。